« 母乳の仕組みで作られた大人のためのプロテイン | Main

アメリカ中間選挙と新規事業

 今月初めに行われたアメリカの中間選挙の結果が、日本の一企業の経営者に過ぎない私にとって、何の関係があるかといえばそれはいずれ必ず来るだろうリーマンショック以上の経済危機の時期を、できる限り読んでおきたいからです。
 危機を読むのは一般的に言っても経営にとって必須ですが、ましてや今の私たちのように新しい事業や商品に取り組んだばかりのときにはなおさら。

 今月初めアメリカで中間選挙が行われ、上院は共和党がかろうじて多数派を維持したが、下院は民主党に奪回されました。
 これをもって反トランプのマスコミはこぞって「トランプ惨敗」、「トランプの政権運営困難に」と言い、一方早々と勝利宣言をしたトランプ氏を例によって「バカ呼ばわり」しています。
 だがこの中間選挙の結果は、勝利宣言したトランプ氏の方にやや分があるのではないかと思われます。

 そもそもこのアメリカの中間選挙で、大統領与党が両院同時に過半数を制したことは過去50年一度しかないと言われます。そのただ一度というのは9.11テロの翌年2002年ですから全くの例外です。トランプ氏は下院は失ったが上院は多数を維持しているのだから負けというわけではありません。

 第二に、これは国際ジャーナリストの田中宇氏が指摘していることだが、トランプ氏はこの選挙戦をとおしてかっての反トランプの共和党を「トランプ共和党」に一新することができた、というものです。
 2年前の大統領選予備選の折、まさかまさかという間に勝ち上がってきたトランプ候補に対し、共和党のエスタブリッシュメント議員たちはほぼ全員猛烈な攻撃を仕掛けていました。
 それに対して今回の中間選挙では共和党候補の多く、とりわけ新人候補はほぼ全員「私はトランプさんに愛されてます」、「私はミニトランプです」と臆面もなくトランプ人気にあやかっていましたね。

 第三に、ここが一番の核心ですが、トランプ氏は2年後の大統領選再選に向けてかなり確かな手がかりをつかんだのではないかということです。このことは同時に、いずれ来るだろう経済危機が、さらにあらゆる手を尽くして2020年の大統領選後に先送りされる、先送りできるだろう、ことを意味します。
 民主党エスタブリッシュメントをなだめすかし、時には脅してでもトランプ共和党と妥協させ、何とか経済を持ちこたえさせるべくありとあらゆる手段を尽くして大統領再選を戦い抜こうとする、その結果そのプロセスによっていずれ来るだろう経済危機を、せいぜい2年から4年ほど遅らせることができるだろう、という読みです。再選されれば4年、されなければ2年。
 もちろん遅れれば遅れるだけその分危機は大きなものになるでしょうが。

 2008年の危機の時にも私たちはちょうど新規事業を立ち上げたばかりでした。
 ここ2~3年の間にお客さまの中にしっかり根を下ろして行きたいと思います。

 

 危機とは何の関係もありませんが007のパレロワイヤル前の我が家のルナちです。

1533041423706_2


 

|

« 母乳の仕組みで作られた大人のためのプロテイン | Main

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 母乳の仕組みで作られた大人のためのプロテイン | Main