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METの「魔笛」

 METのライブヴューイングでモーツアルトの「魔的」を見ました。評判通り素晴らしいものでした。
 レバイン指揮のオ-ケストラも素晴らしかったが、ジュリー・ティーモアという人の演出がとても面白かった。
 何が面白かったといって、第一幕の冒頭、大蛇に襲われるタミーノが完全に歌舞伎調なのです。
 三角の鱗模様の衣装も歌舞伎調なら隈取りも歌舞伎、見得を切る所作や目の玉をぐりっと開ける睨みも歌舞伎です。
 一方このタミーノを救い出す三人の侍女たちはみな韓国の仮面劇「タルテュム」の仮面をつけ、パパゲーノや夜の女王は思いっきり原色で小林幸子のような派手な出で立ちです。

 そういえば、演出のジュリー・ティーモアは、「ライオンキング」の演出でトニー賞を取った女性ですが、タルテュムの仮面の侍女たちや、縫いぐるみのクマやフラミンゴなどいろいろなところに「ライオンキング「」で評判になった演出方法が見られました。

 鱗模様の衣装のタミーノ

Dsc_1463

 クマに襲われるタミーノ

Dsc_1468

 パパゲーノDsc_1466 

 指揮のジェームス・レバインさんです。

Dsc_1469

 レバインさんは、この後セクハラ問題が発覚してMETの音楽監督を辞任しましたのでこの「魔笛」見納めになりました。そういう意味でも極めて貴重な上演でした。

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