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ORTの成り立ち、理念、未来について(新入社員研修に際して考えたこと)

 今月、第二新卒として入社してきた新入社員のMr.Nの研修を担当したが、研修というとなんとなく肩に力が入ってしまうので、はじめに、どんな話を聞きたいのかか言ってください、とこちらから質問を投げかけたところ、
「社長の夢を聞かせてください」と、正面から切り込まれました。

 そこで、
 夢というのは未来を考えることでないか。未来、つまりこれからの30年、40年(あるいは100年)続く未来を考えることが夢を語ることではないだろうか。
 ところで、これからの30年、40年の未来を考えることは、これまでの30年、40年(あるいは100年)を振り返ることから始まります。
 また逆にこれまでの30年、40年を振り返ることは、これからの30年、40年つまり夢を語ることとシンクロしなければ単なる回顧になってしまいます。
 そういう考えからして、まずORTの成り立ち、歴史を振り返り、理念とかヴィジョン、そして未来へとつながる話をしましょう、と前置きして研修を始めました。

 研修のテクストとしては、昨年Mr.Hの研修のときにも使った渡辺正雄先生の名著「ミネラル栄養学」、糸川嘉則先生監修の「ビタミンの科学」のなかの「サプリメントの黎明」のほか、このブログのバックナンバーからORTの成り立ちや歴史に触れた記事を抜粋して使いました。

 以下は今年の春Miss.Nの研修のときにお話したものです。
 ORTの企業理念は ①安心 ②品質 ③革新です。

 ③革新とは、ORTの成り立ちでもあり業態でもあります。
 もともとORTはサプリメントの開発・研究を目的として創立した会社です。開発とそれを通じての革新はORTのレゾンデートルです。
 私たちORTはサプリメントの黎明を作ってきた会社です。
 サプリメントの黎明とは何でしょうか?
 それは30年前、生活習慣病の激増の時代に、消費者=生活者の食への不安と、美・健康ニーズの高まりにサプリメント開発で応えてきた歴史です。サプリメントとしてのビタミンB群を日本で最初に開発したのはORTです。
 このビタミンBを含む微量栄養素の研究が、後に食事代替型ダイエット食品の開発を導きました。

 ②品質とは、食としての安全性の確保を絶対条件としつつ、美味しさと効き目の水準を管理し保証することです。
 効き目のメカニズムは医学・栄養学的には体内の活性酸素の不活化であり、免疫力の強化であり、老廃物の排除です。近年、これらに加えて急速に研究・開発が進んできたのが腸内のいろいろな細菌類が私たちの美と健康に与える効果です。
 ORTはわが国で最初に食事代替型ダイエットを開発した会社です。食事代替型ダイエットには高い水準の美味しさが求められます。ORTの代替型ダイエットの美味しさの水準は、わが国でも有数のものだと自負しています。

 ①安心とは、意味の深い言葉です。安心には、心という言葉が入っています。心とはまずもって消費者の心です。安心とは消費者=生活者との心の通い合いです。
 食である以上、安全の確保は絶対条件ですが、そのうえで、消費者と如何に心を通い合わせていくか?また愛用者に一番近い立場にいるお得意先と如何に心を通い合わせるか?
 歴史とか伝統、専門的な知識・技術などをインフラとしながら、それらに甘んずることなく、日々の企業活動を通じて消費者・販売者と如何に心を通いあわせるか、これが安心の理念です。

 再びMr.Nの研修に戻り
 今21世紀、食に安心と安全を求め、美と健康に知を求める消費者=生活者の切実な願いはいっそう高まるばかりに思います。私たちのミッションが再び問われる時代です。 

 いまORTには、OEMにも、直販にも新たな創業といっていい新しい事業の種子が次々と産まれつつあります。そんな中で、30代終わりから40代初めにかけての中核の社員がみんな生き生きと仕事をしているさまを目にすることは、感動的でさえあります。
 私がORTを創業したのは矢張り30代の終わりちょうどこういう中核の社員たちと同じ年代でした。そのころ確かに新しいアイディアが次々と浮かんで、おちおち眠っていられない日もあったことを覚えています。そして何よりそういうことが楽しくてしょうがなかった。

 矢張りモノを作ったり、商品を開発したり、それによって新しい事業を生み出していくことは楽しいことなのです。私だけでなくORTの社員の多くは矢張り、モノを作ったり、開発したり、新しい事業やそれに伴う新しい人間関係を作り上げていくことがすきなのだと思います。

 この上は、新しい商品や事業を生み出しやすい環境を整え、美と健康への配慮をいっそう怠らないようにすることが大切です。気持ちのいい会社つくり。
 気持ちのいい会社つくりは、お客様にとって気持ちのいい会社だけでなく、それと同時に、あるいはそれ以前に社員にとって気持ちのいい会社つくりでなくてはなりません。それが、ひいては必ずお客様にとっての気持ちのいい会社つくりになるはずだからです。

 ORTにとって今の中核社員は第2世代ですが、昨年から今年また来年にかけて入社してくる人たちは第3世代です。第2世代がORTにとって欠くべからざるコア社員であるように、10年~20年先、第3世代の人たちが新しいコアとして育っていく未来のためにも気持ちのいい会社つくりを目指したいと思います。

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トランプ安部会見

 17日pm5:00(日本時18日am7:00)、NYのトランプタワーの自宅にトランプ次期大統領を訪ねた安部首相は、大統領選出後、最初に会う主要国首脳だといいます。
 これはトランプ氏のi意外な日本重視の現れであると同時に、またトランプ誕生にいち早く対応した日本外務省と首相補佐官との大殊勲だとマスコミは手放しで賞賛しています。
 特に18日の各局のNEWS番組と夕刊各紙は過熱して各局各紙すべてトップで報道していたように思います。

 しかしBS1chで見ている限り、17日中(日本時間18日朝)、米国のABCにも英国のBBCにも一切トランプ安部会談についての報道は出てきませんでした。
 私が気づいた限りでは18日朝(日本時間同日夜)のCNNで、トランプ次期政権の閣僚候補の人選問題を延々10分以上続けた後、一番最後にちらと、トランプ次期大統領が日本の首相と会見した。その席に娘のイバンカ夫妻が同席していた、と報道いていただけです。
 翌日のFTでは、第三面のトップに、このイバンカ夫妻を背景にトランプ氏と握手している安部首相の写真を載せていますが、本文のほうは、英国独立党のファラジ前党首、ゴルファーのグレッグ・ノーマン氏と会見したという記事の後に、安部首相との会見にイバンカ夫妻が同席したことはちょっと変ではないか、という内容でした。

 いつものことながら、国内外の報道の仕方の違いに唖然とさせられます。

 洗足池の紅葉です。

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