「令月」とお花見

 今日から一気に暖かくなって花も散り始めですが、今週初め、ちょうど満開になり始めたころお花見に行ってきました。お花見は毎年ORTHO恒例ですが、今年は初めて評判の目黒川です。すごい人出。

 お花見は新元号「令和」公示の翌日でしたが、「初春の令月(縁起のいい月)気持ちよく風も和らいで梅の花が真っ白に開き」にぴったりでした。梅の花といえば三月でしょうが、今年は花冷えでまさに「令月風和」の気分。

 日本の和歌は、琉球あるいはもっと南の島々か、南東アジアの沿海部にルーツがあるらしいことはほぼ間違いないと思われますが、この「万葉集」の編まれた時代、文化的・経済的に圧倒的に先進国であり、優位にあった大陸の詩歌・詩文の影響が怒涛のように我がルーツの上に覆いかぶさってきていたものと思われます。

 この「令月」の新元号は、なかなか人気があるようですがそれとなくモダーンな雰囲気がありはしませんか?

 梅の花といい、漢文による「序文」といい、「令」のR音といいいずれもこの「万葉集」の編まれたしばらく前に、大陸から渡来してきた文化の一部で当時の人々は今の私たち以上にモダーンに感じたはずです。

 それにしても安倍さんという人は何という運のいい人でしょうか! あるいはどんなことをも自分の「運」のために利用する飽くことのない人、だとも。

 もともとは文化とか伝統とかとは、全く無縁の人だといいことはしばらく前に、世界遺産としての「和食」をPRするはずのTV番組に出演したとき、「いただきまーす」と言っていきなりお箸を上から鷲掴みをしたということでばれてしまっているのですが。

 目黒川のお花です。四枚目以後は昨年の千鳥ヶ淵です。

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庄司由さんご夫妻とランチ

 今月はもう一組、素敵なご夫妻とランチをする機会がありあました。
 2015年度関東アマチュアゴルフ選手権のチャンピオン 庄司由さんご夫妻です。食事に先立って、庄司さんはカリフォルニア NAPA VALLEYの「HUNDRED ACRE 2013」という典型的なカルトワインを持参され、何とワインオンチの私にプレゼントしてくださった。
 「HUNDRED ACRE」その名の通り、100エーカーだが、この100という数字には、ワイナリーオーナーのジェイソン・ウッドリッジ氏のこだわりがあり、カベルネ100%、100%ニューフレンチオークの新樽、ファーストヴィンテージ100ドル、最初に手に入れた畑が100エーカーなのだそうだ。
  100といえば、「i' m Protein」も100にこだわっていて、プロテインソースとして100%新原料「アイムP26」を使用、完全なグラスフェッドでアミノ酸スコア100、わずか100kcalなのです。
 庄司さんが心意気がつくづく嬉しかった。ちなみに庄司さんご夫妻はお二人とも「i' m Protein」の愛用者で、SNSでもよく発信してくださっています。ありがたいことです。
 ちなみに希少な「HUNDRED ACRE」でも「2013」はさらに格別で、あの有名なパーカーポイントで、な、何と100点なのだそうだ。

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北島先生ご夫妻との会食

  先週、国際医療福祉大学 副理事長・名誉学長の北島政樹先生ご夫妻と恵比寿のロブションでお食事をご一緒させていただいた。
 北島先生は、慶応大学医学部学部長、日本外科学会会長、万国外科学会会長、欧州科学アカデミー会員、日本学術会議第二部副部長などを歴任された名医で、世界最高水準のあのNew England Journal of Medicineの編集委員をも務められた、世界的にも最も著名な外科医の一人だ。
 私たちにはまた、あのソフトバンクの現役監督だった王さんの胃がんのオペをした主治医としてよく知られている。

 ありがたいことに実は北島先生は私の主治医でもあるのです。

 お二人で睦まじいところをパチリ

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開花前

 このブログの管理者のココログが、リニューアル時に、サーバーに負荷がかかりすぎるという不具合が発生し、そのため数日間この投稿ページにアクセスできないという事故が発生していました。その間に、靖国神社は開花し、今朝、大橋の川岸を通ったら目黒川の桜も一輪二輪開花していました。幸いというべきか明日からまた少し冷えが戻るようなので、その分長持ちしてくれるだろうと思います。
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 このころの桜は、近くで見るとまだ固いつぼみなのに、遠目から見るともぼーっと、かすかな桜色に染まって見えるのが不思議です。
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K.O AWARD KNOCKOUT

 建国記念の日、キックボクシングのイベント K.O AWARD KNOCKOUTに行ってきました。

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 セミファイナルとファイナルは両戦とも四月に行われるライト級選手権の準決勝でさすが迫力がありました。
 
 
 ダウン寸前

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 ダウンです。

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 勝者と敗者の厳しい峻別

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 ご招待いただいたプロモーターの志登さんとのツーショットです。
  志登さんは、キック界の大スター小野寺さんのジムでトレーニングされた方です。

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マクラーレン

 英国製スーパーカー マクラーレンの新車発表会に招待されて行ってきました。

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 オプション付きで 5100万円!
 とても手が届きませんし、欲しいとも思いませんが、折角だからとシートに座らさせていただきました。

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 ちなみに私がいま使っている車は、同じ英国車ですが、4ドア4シートのごく地味なのです。

 

 

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明けましておめでとうございます。

 大変遅くなりましたがあらためて
 明けましておめでとうございます。

 今年は新年早々新事務所に移転をいたしました。たくさんの皆様から過分にお祝いのお花などをいただきました。誠にありがとうございました。
 お陰様で皆様に支えられていい新年を迎えられましたが、同時にまた今年は内外ともに激しい変化に見舞われる年になりそうです。変化に備えて、かつまた怯むことなく挑戦を続けていこうと思います。皆様にもどうぞ今後ともお力添えを続けていただけますようお願いい申し上げます。
 新事務所のエントランスにてお祝いの花々に囲まれて

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 お節のテーブルの後ろに見える花は、蝋梅です。そこで下手な一句を
 
  蝋梅の落花に打たれて抱負述ぶ

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 タワー前のホテルの新年のデコレーション。

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 大寒の夜の満月です。この夜はNYでは皆既月食でブラッディムーンと呼ばれたとか。

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  年明けのNYダウは、トランプのテコ入れもあってか少しづつ戻り局面です。 
 
  インフルエンザが大流行しています。うがい、手洗いをこまめに行いましょう!

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冬至、クリスマス 大納会へ

 冬至の日の午後、コメを散歩に連れ出したとき、明るく輝く夕陽を全身に浴びながら、   あー!明日からまた日一日と陽が長くなるのだ!と突然、啓示に打たれたように感じたことがありました。
 
 冬至からクリスマスにかけての空と雲です。

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 明日からまた、日一日と陽が長くなると考えると本当に心が躍ります。

 そういえば、クリスマスというのも元々は北欧の蘇えりの祭りだったそうで、北欧では冬至後の最初の夜が新しい年の始まりを意味していたということを、今朝NHKで「チコちゃん」がしゃべってましたね。

 東京タワーも60歳の誕生日できれいにライトアップされています。

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 先週は、スターリジャパン社の10周年記念のクリスマスパーティに招かれて一言お祝いの言葉を述べてまいりました。
 10周年といえば10年前は、まさに100年に一度といわれたほどの金融危機、リーマンショックの年でした。
 「スターリジャパンの方々にもいろいろ曲折がある中で、10年たってこれほどにも大きな会に成長してくださるとは本当に感無量のものがあります、心からおめでとう、またありがとうございます。」というようなことを申し上げました。

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 昨日は大納会で、東京株式市場は日経平均は、かろうじて20000円台に踏みとどまったようです。
 年明けからはTARZAN誌への「i’m Protein」の出稿も始まりますし、年明けの市場がどうなるかとても気になるところです。願わくはあと1~2年、新規事業の「i’m Protein」がお客様がたにしっかり支えらるくらいまで、持ちこたえてほしいというのが先日までの願望だったのですが、なかなかそうはいかないかもしれません。そうなったらそうなったで、耐え方を考えていくのも新年を迎える準備の一つとかんがえています。

 みなさま、良いお年をお迎えください!

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ゴーン事件とアライアンスの将来

 ゴーン事件について、これまで(W.J.と違って)比較的に中立の立場だったF.T.が、この2-3日急速に日産と西川社長側に辛辣な記事を書くようになっています。

 昨日19日付けでは、
 「日産のチーフにゴーン危機を乗り切っていく能力があるか疑問」というタイトル
 「西川にはルノーとのトップ会談の正念場が激しいプレッシャー」とサブタイトルをつけています。また
 「西川が生き残るシナリオは考えられない。彼は(ルノー日産の)アライアンスヲ危機に陥れた(当人だ)。」というアナリストの厳しい批判を小見出しにしています。本文中では別のアナリストが、
 「投資家にとってはアライアンスの将来だけが関心事だ、トップがだれであろうと」と突き放しています。
 もっと厳しい見方は、マッカリのアナリスト J・ルイスさんのもので、
 「西川が(社長に)留まれるか否かは、投資家が、ゴーンのやってきたことを、西川が気が付かないでいられたということ、そしてまた気が付かなかったことに誤りがなかったということを、信じられるかどうかにかかっている。」(→そんなことは信じられるわけがない→西川は首が飛ぶ)というものです。
 これは日産ルノーとか仏政府とかでなく、一般投資家の目線です。
 ということは株主総会の議決権争奪戦に到底勝てません。

 経営者として私は常日頃、物事をできる限り公平に見るように努めてきたつもりです。 
 しかし先月ゴーン氏が逮捕されてからしばらくは、恥ずかしいことにその私自身、ちょっとナショナルに熱くなり過ぎていたように思います。
 「やった!これで日産を取り戻せるかも知れない。日本(ひょっとすると経産省)よくやった!我が国も今度ばかりは捨てたものではない!」と。

 我が国は、タカタを失い、シャープを失い、東芝の虎の子も失いかけた後でしたから。

 西川さんらの行動は事実上のクーデターでした。これに唯一正当性が与えられる(といっても日本サイドだけから)としたなら、この「日産を取り戻そう」というちょっと愛国主義的な大義だけだったといっていいでしょう。
 ゴーン氏は逮捕の直前、フランス政府に対して、ルノーCEOの継続と引き換えに任期中の早い時期に、ルノー日産の経営統合(事実上ルノーへの日産の吸収合併)の実現を約束させられていたといいます。西川さんの行動はこれを阻止するものだったという見方です。
 しかし一方でゴーン氏」は逮捕直前、西川社長らの更迭已む無しと考えていた、それを当然知っての行動だった、という見方もあります。ということであれば、これはもう首を取られる前に寝首を取りに行った、何の大義もない私闘になります。

 残念ながら我が国以外では西川さんらの行動はどうやらそのようにしか受け取られていないようなのです。
 海外では、報酬の有価証券報告書への過少記載という形式犯の捜査で、著名な経営者に何十日も未決のまま拘留を続けて自白を強いる(何百日も、という人もいましたね)、という我が国の独特の司法制度のあり方への批判が渦巻いているようです。

 と、ここまで書いてきた先ほど、驚きのニュースがが入ってきて中断しました。
 地裁が、東京地検特捜部の出したたゴーン容疑者の拘留延長請求を却下したというものです。さらに地検の出した準抗告も棄却、ゴーン氏は明日(21日)にも保釈されるだろう、と。
 そして今日(21日)書き続けようとしていると、さらに驚きの展開が。
 地検特捜部がゴーン容疑者を特別背任容疑で再逮捕しました。私的な投資の損失分を会社に肩代わりさせていた容疑だそうです。

 地検が公判を維持できるエヴィデンスを得ているかどうは別として、西川さんらにはルノーとの支配権をめぐっての交渉に大きな援軍となるのは間違いありません。
 これで空席となっている日産のCOOについて、たとえルノー仏政府側が新たに指名してくるだろう仏経済界の大物を受け入れるとしても、ゴーン氏のように余りに大きな権力が一人に集中しすぎないようにしたいという、西川さんらのガバナンス論が主張しやすくなるではないでしょうか。
 日産ルノーのアライアンス経営が、合議制のままでいられれば、その分日産はルノーに吸収合併されるリスクは減るわけですから。しかし、この問題でこれから相当長期にわたって仏政府と渡り合っていくには我が国の側は、いかにも人材不測の感は否めませんね。
 経産省がいざとなると梯子を外すことは、産業革新投資機構をめぐるゴタゴタで明らかですし。

 いずれにせよ投資家の目は、100年に一度といわれる激変を迎える自動車産業においてアライアンスの将来です。
 臨時株主総会を開けばもちろん大荒れです。 
 一方で日産の国内販売店では事件以後客足がばったり遠のいて売り上げが激減しているそうです。 
 アメリカ販売も低迷していて昨日メキシコ工場で1000人の人員削減が発表されたばかりです。  
 西川さんらにはその責任も問われています。

 

 

 

 

 

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アメリカ中間選挙と新規事業

 今月初めに行われたアメリカの中間選挙の結果が、日本の一企業の経営者に過ぎない私にとって、何の関係があるかといえばそれはいずれ必ず来るだろうリーマンショック以上の経済危機の時期を、できる限り読んでおきたいからです。
 危機を読むのは一般的に言っても経営にとって必須ですが、ましてや今の私たちのように新しい事業や商品に取り組んだばかりのときにはなおさら。

 今月初めアメリカで中間選挙が行われ、上院は共和党がかろうじて多数派を維持したが、下院は民主党に奪回されました。
 これをもって反トランプのマスコミはこぞって「トランプ惨敗」、「トランプの政権運営困難に」と言い、一方早々と勝利宣言をしたトランプ氏を例によって「バカ呼ばわり」しています。
 だがこの中間選挙の結果は、勝利宣言したトランプ氏の方にやや分があるのではないかと思われます。

 そもそもこのアメリカの中間選挙で、大統領与党が両院同時に過半数を制したことは過去50年一度しかないと言われます。そのただ一度というのは9.11テロの翌年2002年ですから全くの例外です。トランプ氏は下院は失ったが上院は多数を維持しているのだから負けというわけではありません。

 第二に、これは国際ジャーナリストの田中宇氏が指摘していることだが、トランプ氏はこの選挙戦をとおしてかっての反トランプの共和党を「トランプ共和党」に一新することができた、というものです。
 2年前の大統領選予備選の折、まさかまさかという間に勝ち上がってきたトランプ候補に対し、共和党のエスタブリッシュメント議員たちはほぼ全員猛烈な攻撃を仕掛けていました。
 それに対して今回の中間選挙では共和党候補の多く、とりわけ新人候補はほぼ全員「私はトランプさんに愛されてます」、「私はミニトランプです」と臆面もなくトランプ人気にあやかっていましたね。

 第三に、ここが一番の核心ですが、トランプ氏は2年後の大統領選再選に向けてかなり確かな手がかりをつかんだのではないかということです。このことは同時に、いずれ来るだろう経済危機が、さらにあらゆる手を尽くして2020年の大統領選後に先送りされる、先送りできるだろう、ことを意味します。
 民主党エスタブリッシュメントをなだめすかし、時には脅してでもトランプ共和党と妥協させ、何とか経済を持ちこたえさせるべくありとあらゆる手段を尽くして大統領再選を戦い抜こうとする、その結果そのプロセスによっていずれ来るだろう経済危機を、せいぜい2年から4年ほど遅らせることができるだろう、という読みです。再選されれば4年、されなければ2年。
 もちろん遅れれば遅れるだけその分危機は大きなものになるでしょうが。

 2008年の危機の時にも私たちはちょうど新規事業を立ち上げたばかりでした。
 ここ2~3年の間にお客さまの中にしっかり根を下ろして行きたいと思います。

 

 危機とは何の関係もありませんが007のパレロワイヤル前の我が家のルナちです。

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母乳の仕組みで作られた大人のためのプロテイン

 私たちORTは、30年近く、母乳の仕組みを食品に応用することを研究してきました。

 その研究の成果の一つが、台湾SMBI社との合弁で立ち上げおかげさまで晴れて10週年を迎えましたスターリジャパン社の「サステナ」の事業です。
 「サステナ」は母子免疫の仕組みそのもので作られたミルクです。
 
 しかしながら母乳は、赤ちゃんの体を守る免疫の仕組みであるだけでなく、実は赤ちゃんの体を作るプロテインでもあります。母乳が赤ちゃんの体を守り、体を作るプロテインなら、その同じ仕組みで大人のためのプロテインも作れないものか?
 「アイムプロテイン」はこういう想いで開発されました。
 「アイムプロテイン」はホルモン剤や化学飼料を使用せず、年一回の自然なデアリー・シーズンにしか搾乳されない、完全なGRASS FED MILKのトータル・プロテインです。
 
 私たちがこの7月に行った調査でも、何らかのトレーニングに励んでいらっしゃる方々は男女を問わずますます増えてきています。それも、若い人のみならず最近は60代以上の方々でトレーニングに励む方が顕著に増えているようです。当然トレーニング用のプロテインの需要も増えています。
 しかしプロテインは本当に体を鍛えるためだけのものでいいでしょうか?
 体を鍛えることがかえって体を損なうケースがありはしないでしょうか?
 
 私自身、50代の半ばでぎっくり腰を患って以来それまでのランニング中心から、ベンチ・プレスやダンベル・ローイングなどの筋トレ中心に切り替えて20年余りになります。70代になってからベンチ・プレスの生涯記録を塗り替えたなどと言っては家族のひんしゅくを買っていましたが、実は正直なところ、腰とか肩とか体のあちこちを痛めていない日が少ないくらいなのが実情でした。手前味噌ですがそれがこの「アイムプロテイン」をモニターし始めてから3か月余り、徐々に痛みの頻度、強さともに軽減し回復までの時間も短くなったように思います。
 
 おかげをもちまして今日発売の「ターザン」のニュースページに取り上げていただいて話題になっています。

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 またWEBにも多数記事が出ていますが以下は代表的なものです。
 

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一年で一番気持ちのいい季節

 先月末から、ようやく一年中で一番気持ちのいい季節が巡ってきました。
 (本当に今年の秋は寒冷前線の長期停滞といい複数個の巨大台風といい酷かったですねー)
 一年で一番気持ちのいい季節といってもこれから11月中旬まで短いものです。精々楽しまんくてはなりませんよー。空と雲の美しい季節です。

 今日の雲です。

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秋も半ば

 今年の秋は、夏から秋への移り変わりをあまり感じなかったと思うのは私だけだろうか?
 気象ののせいなのか、それとも私の感性が鈍ったいせいか。
 7月から8月にかけての異常なほどの暑さの記憶が余りに強烈なのに比べて、例年の茹だる残暑の印象がほとんどなく、いつの間にか秋分が過ぎ、いつの間にか秋も半ば過ぎ、紅葉の季節に入っていました。
 なぜこれほど慌ただしいのか?なぜ清々しい秋の気を感じないで過ぎてしまったのか?
 今秋は、各地に大雨被害をもたらした秋雨前線が何週間も停滞し、東京でもなかなか秋らしい空と雲が見られなかった。そのうえハリケーン分類でいえばカテゴリー5に近い、猛烈な台風が21号、24号と立て続けに上陸し、全国に猛烈な高潮や暴風、停電などの被害を残していきました。
 全国各地の被害とは比較にならない些事ですが、我が家の前の金木犀は、先月末ようやく開花した翌晩24号の大風で一夜で散り果てて、香りを楽しむ暇が全く与えられないままでした。
 そのうえ東京の紅葉は今年、同じ台風の塩害で余り期待できないようです。

 しかし、こんなに気象や天候のことに文句ばかりを言うようになっているのはそれこそ感性が鈍る兆候ですから、雲マニアとしては気を取り直して再び秋の雲の美しさを追いかけることにしましょう。
 

 今週初め、芝公園の雲です。

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台風一過 舞い降りたサギ

 ここにブログを書くようになってから13年余り、2005年3月から9月の半年の間、一回中断しただけでその他の月は、ほぼ毎月1回か2回のペースで書き継いできたこのブログを、7月末以来2か月以上すっかりさぼってしまいました。
 楽しみに読んでいてくださった方々には本当に申し訳ない。
 またオルトとはどんな会社だろう、オルトの社長はどんなことを言っているんだろうと覗きに来てくれたすべての方々にも申し訳ありません。
 いろいろ一段落したのでこれからは心を入れ替え再び月1~2回のペースでの更新を目指します。

 明日はまた25号ですが、24号台風の過ぎ去った翌朝、我が家の前で珍しい光景に出会いました。
 一羽のサギが橋の上に悠然と舞い降りてきました。橋を渡ろうとしているお兄さんはスマホに夢中でまだ気づいていません。

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 サギのほうがお兄さんの気配に気づいたのか羽ばたきます。

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 ここでお兄さんようやく気づき驚いてスマホのレンズを向けます。
 サギは再び悠然と欄干の上に。

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生体防御(広義の免疫)概説

  前々回、このブログで「ヘルスライフ」の木村さんの記事に触発されてオルトの創業時のことを書きましたが、創業時のビタミンB群開発の10年後から、ここ四半世紀の間、私たちは九州大生体防御医学研究所の野本亀久雄教授のご指導で、母子免疫の仕組みを食品に応用する研究を行ってきました。

 母乳は赤ちゃんの体を作るのに無くてはならない栄養素であるだけでなく、生体防御力が弱い赤ちゃんを菌やウイルスから守るワクチンでもあります。これを母子免疫といいます。

 この母子免疫の仕組みを理解するために、私たちは野本先生が世界で始めて提唱された「生体防御論」(広義の免疫論)を理解するよう努めてきました。
 

 以下、野本先生に教えられた広義の免疫の概略を要約します。

 「2018.06.22.pptx」をダウンロード

免疫とは一言でいえば、ハシカに一度罹ったら二度とは罹らない、ということです。しかしこのハシカの例は狭い意味での免疫(抗原抗体反応)で、免疫にはもう一回り広い意味の免疫があり、この広い意味での免疫は、一般に生体防御と言われます。

免疫ということが、私たちに分かっているようで分かりにくい、ときどき混乱を招くのは、この狭い意味での免疫と、広い意味での免疫(生体防御)とがしばしば混同して語られることが多いからです。私たちの生活上では、広い意味での免疫、生体防御のほうがはるかに身近なのですが、医師や学者の専門の立場からは狭い意味での免疫で語られることが多い。

広い意味での免疫は、まず第一防御ラインとして皮膚や喉・腸管の粘膜上で、菌やウイルスの体内への侵入を防ぐバリアです。中でも、腸管粘膜上のバリアが、最近大きな注目を集めています。腸管粘膜では、腸管内に分泌されて働く酵素や抗体のほかに、腸内常在細菌の在り方が免疫(生体防御)に深くかかわっています。
 風邪の場合でいえば、うがい手洗いで防ごうという段階です。
 
 そしてその第一のバリアを突破して体内へ侵入してきた菌やウイルスを、侵入された組織の局所にて迎え撃つ白血球たち(好中球、マクロファージ、NK細胞など)の働きが、第二の防御ラインです。菌やウイルスを食べて消化したり、破壊したりします。生物個体(貴方や私)に生まれつき備わっている防御力で、自然免疫とも言われます。
 局所への好中球の動員まで数時間、マクロファージの出動まで数日かかります。
 風邪の例でいえばくしゃみや鼻水、軽い咳や微熱の段階です。

最後に第二バリアでも防ぎきれなかった菌ヤヴィールスが、血中に入り体中に広がった段階で働き始めるバリアこそ、狭義の意味の免疫、高度に進化した仕組みによる免疫です。ヘルパーT細胞、キラーT細胞とか、B細胞と呼ばれる発達した免疫細胞が特定の菌やウイルスを認識したり、指令や情報を発したり、さらに記憶し、特異的に結合する抗体を作ったりして破壊します。菌やウイルスが一掃されると、レギュレーターT細胞が撤退を命じます。これらはまた、獲得免疫とも言われます。
 この高度に発達した免疫の抗原抗体反応が発動するまでは一週間ほどかかります。
 風邪やインフルの例でいえば高熱の出て完全にダウンの段階です。

今でこそ医学界のみならずサプリメントでも誰でも生体防御とか、腸管免疫ということを当たり前のように語っていますが、30-40年前はあまり当たり前ではなかった。それどころか、野本先生がこういうことを言い始めたころは、医学界、免疫学会から総スカンを食ったそうです。

野本のいう生体防御とか初期免疫というのは免疫ではない。免疫とはあくまで細胞内、せいぜい血清中で起こることなのだ」と。
 だから生体防御とか腸管免疫という考えの普及がここ30年に医学のみならずサプリメントの研究や開発に与えた影響の大きさは計り知れないものがります。

私たちも四半世紀余り野本先生とそのお弟子さんである吉開先生のご指導の下で、母子免疫の原理を食品に応用する研究を続けてきました。
  母乳は赤ちゃんの体を守る免疫の仕組みそのものであるだけでなく、赤ちゃんの体を作るプロテインでもあります。

 母乳が赤ちゃんの体を守り、体を作るプロテインなら、その同じ仕組みで大人のためのプロテインも作れないものか?
  i 'm Protein  「アイムプロテイン」は、私たちのそんな思いから開発され、今月25-27日お台場の国際展示場で開催された「スポルテック」にてデビューいたしました。 

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柴又の花火

 24日火曜日の夜、社員有志と、葛飾柴又の花火大会に行ってきました。

 花火の火の玉が落ちてくるのを見上げていると、逆にこちらが夜空に向かって吸い上げられていくような錯覚におちいりますね。

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 花火に先立ち、皆で柴又のゑびす屋のうな重を食べました。丁寧に蒸して、濃すぎないたれで、とても美味しかった。

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「ヘルスライフビジネス」紙のオルトの記事

 「ヘルスライフビジネス」紙(6月15日号・7月1日号)にオルトと私のことが載っています。

 記事は「ヘルスライフ」の創業オーナーで今も主幹をやっている木村忠明さんの連載「私の故旧 忘れ得ぬべき」の第101回、第102回です。
 記事よると、米国でベストセラーになったアール・ミンデル博士の「ビタミンバイブル」が翻訳され小学館から出版されたのをきっかけに、我が国にもビタミンブームが起こり、西武百貨店が池袋本店の地下に「バイタミンコーナー」をオープンしましたが、そのメインの棚に、「ビタミンバイブル」と一緒に、展示・発売されていたのが「ビオスバイタミンB」というオルトの商品で、これがその後の我が社の成功のきっかけになった、というものです。
 「ヘルスライフビジネス」のような業界紙とはいえ高名な新聞に取り上げられることは、本当に有難いありがたいことでありまして、それ以来色々なところからアクセスが増えているように思います。。
 木村さん、本当にありがとう。
 
 有難いからこそ、若干の間違いについては木村さんにもご連絡の上、、若干訂正いただくことにしました。
 
 その一つは、当時の朝日新聞社社長 渡辺誠毅さんのお名前のことです。
 記事では<正毅>となっていましたが、当然<誠毅>です。
 私が木村さんのところを初めてお尋ねしたのは、記事によると、誠毅さんの実弟 渡辺正雄先生のご紹介ということであります。その時渡辺先生は
 「兄貴の紹介だからよろしく。力になってやってくれ」と、おっしゃってくださったようです。
 渡辺誠毅さんとのご縁は、記事によれば、学生の時、劇団で演出をしていた私は、演出では食えないので、「週間大衆」の記者をやっていました。そのころ、たまたま朝日新聞社内の極左の起こした事件を取材し執筆した記事で(版元の会社の社長賞をもらいました)、当の渡辺誠毅さんからもお声がかかって、それ以来、家族ぐるみで可愛がっていただくようになっていました。記事は結構カラクチで、決して朝日をヨイショしたものではなかったのですが。
 スケールの大きな方だったのだと思います。
 
 次に二つ目は、私がサプリメントの世界に入るきっかけに関わることです。
 第102回の記事の下から三段目に
 「仕事が減ったころ、青山さんに地方自治体から高齢者に関係した企画書の依頼が舞い込むことになる」と、あります。
 私が地方自治体の広報の仕事をしていたことは事実ですが、それはサプリメントの仕事を始めるずっと前、オルトを創業するはるか以前のことです。
 私は週刊誌仲間と始めたばかりのJICC社(後の宝島社)で、記事や出版受託の営業の仕事をしていました。そこで呱々の産声を上げたばかりのJICC社が、離陸していくきっかけとなったのは間違いなく、自治体のの広報の受託であったと思います。ただしオルトではない。
 なお自治体の仕事も向こうから依頼が舞い込んできたというものではありません。どうやって食べていったらいいか、考えに考え詰めていたころ、ある年の正月の新聞の小さな記事から閃いたアイディアでした。
 
 三つ目に、同じ記事の下から二段目に
 「この頃(自治体の仕事をしていた頃、という意味なら間違い)、カルシュウムをまぶしたお米の事業と出会う。これが健康食品の事業に発展することになる」とあります。
 半分は本当ですが、ここはまさにオルトの創業に関わるところですから、もう少し正確を期したく。
 創業前からの私の友人の一人に、ジーンズにテンガロンハットが妙に似合う自称「発明家」がいました。その彼が持ち込んできた「カルシュウム米の発明」なるものが我が社の創業の切っ掛けでした。彼は、(当然私も)、この「発明」で一山当てるつもりだったが、残念ながら持ち込まれた私のほうの「力」不足で、私らはこの一連の「カルシュウムプロジェクト」からわずか数年後、少なからざる負債を負って敢え無く撤退することになります。
 しかしながらこの撤退の悪戦苦闘の中、81年我が社(と私自身)にとって、決定的な転機が訪れます。それが渡辺正雄先生との出会いでした。
 実兄の渡辺誠毅さんのご紹介で、年末千駄木の正雄先生の事務所を始めて訪問した時のことは一生忘れられません。
 その時正雄先生は、だれもが知るあの大きな目で、瞬きもせず初対面の私の眼の中をじーっと覗き込み、(まるで「デミアン」ではないか)、一言
 「心を入れ替えて取り組まないとだめだよ、健康の仕事は」と、おっしゃいました。
 今40年近くたって、あの時先生が「心を入れ替えて」とおっしゃった意味が少しはわかる、と思います。
 あの時先生は
 「人の健康にかかわる仕事は単に一山当てようという浮ついた考えでやったらだめだよ」とおっしゃったのだ。
 
 「ヘルスライフビジネス」の記事に木村さんが書いてくれていた、その後のオルトの成功の切っ掛けになったという「ビオスバイタミンB」などの一連の開発は、この渡辺先生のご指導で翌年から翌々年にかけて行われることになります。
 木村さん、本当にありがとう。

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米朝首脳会談 アジア極東における新たな激変の始まり

 先週の米朝首脳会談について、国内外の(とりわけわが国内の)マスコミは、トランプ大統領のあまりの寛大さにあっけに取られ、
 「完全非核化といっても何ら具体的なプロセスがない」とか、
 「また騙されるだけではないか」とか、
 「トランプは取引上手だというが実は大馬鹿じゃないか」とか言って、総スカンを食わせている。

 そしてキム委員長を狂喜させた(記者会見では「まるでSF映画を見ているようだ」とまで口走っていた)、一方的な「北の体制維持への保障」も、当然すこぶる評判が悪い。
 
 そのうえ会談後の記者会見でトランプ氏が米韓合同軍事演習の中止と、在韓米軍の撤収にまで踏み込んだことで、我が国の外交専門家とマスコミは、
 「すわ安全保障上の一大事だ」
、「米軍にはどうしても極東に駐留し続けていただかなければならない」と、懸命にキャンペーンを張っている。
 だけど、トランプ大統領の言ってることは極めてシンプルで分かりやすい、まっとうなことではないか。
 
 「私は選挙中ずっと言ってきたように、在韓の我が国の兵士を帰還させてあげたい。それに演習は金がかかるし、駐留はもっと金がかかる」
 「北の復興資金は、日・韓・中が負担する。アメリカは1セントも出さない。アメリカはこれ以上アジア極東にお金をかけない。アジアはアジアでやってほしい。アメリカは世界中に関わりすぎた。これからはアメリカ(国内)ファーストで行きたい」
 これほどわかりやすい言説を過去の大統領のだれが一体できたであろう?
 これは単に経営者だからケチで言っているだけでない。
 これはこれで一つの立派なイデオロギーなのだ。
 
 米朝首脳会談の直前、安倍首相は今年二回目となる米日首脳会談を急遽申し入れ、米朝会談で我が国最大の懸案・拉致問題を提起するようトランプ大統領に直々に懇願し、その熱意にほだされたという形で、大統領は米朝会談でキム委員長に対して複数回拉致問題を話題にしたということだが、その文脈はあくまで、
 「日本から金を引っ張り出すためには安倍に会ってやったほうがいいよ。そのためには安倍の顔を立てて拉致について何らかの答えを用意したほうがいい」というものだったと伝えられている。
 そして安倍首相には電話で
 「ちゃんと伝えておいたから後は自分で直接やってくれ」といったらしい。
 それを受けてか安倍首相は
 「拉致問題は今後、私が直接キム委員長にお会いし、私自ら解決する」と例の通り、ごく当たり前のことを、妙にヒロイックな芝居がかった口調でしゃべっている。
 そして早くも経済支援1000億ドル(10兆円)という数字まで独り歩きしている。
 
 拉致問題を含む日朝間の問題の解決に10兆円が高いか安いか見方は色々だろうが、それと並んで、あるいはそれ以上に我が国のこれからの運命にとって大きな意味を持ってくるのは、在韓米軍撤退問題だ。なぜなら、「アメリカ・ファースト」のイデオロギーからすれば、この次にやってくるのは確実に、在日米軍の縮小・撤退問題だからである。
 我が国のマスコミをはじめ、いやマスコミだけDなく政・官・財上層のいわゆるエスタブリッシュメントの人たちほぼ全員が
 「そんなこと有りうるわけがないし、いや絶対有ってはならない。考えるだにおぞましい、恐ろしさに体が震える」問題なのだ。
 しかしこの在日米軍縮小・撤退はトランプ政権下では遅かれ早かれ確実にやってくる。
 エスタブリッシュメントの方々からすれば、できる限り早くトランプ政権が倒れてくれることを切望するということだけだろう。
 
 実は「アメリカ・ファースト」を掲げているトランプ大統領の戦っている主要な敵は、アメリカ国内の覇権主義者(軍産複合体)だという見方がある。
 外交問題の分析を得意とするフリーのジャーナリスト田中宇(たなかさかい)氏らの見方だ。
 興味のある人は田中氏のニュースレターの会員になられるのをお勧めします。
 
 今日は専門のジャーナリストでもなく、もちろん評論家でもない一介の経営者でしかない私が生意気にも米朝問題、日朝問題を論じてだいぶ顰蹙を買っているが、企業経営者として考えれば10兆円の負担は確実に私たちの上に増税(特別負担金とか)としてのしかかってくるに違いない。その分我が国力は確実に削がれるのだ。
 しかしそれ以上に、これからの企業経営に長期にわたって大きな影響を与えるだろう問題は、極東におけるアメリカのプレゼンスの後退と中国のの台頭であろう。
 そしてまたキム委員長と共に有力なノーベル平和賞候補になった左翼のムン・ジェイン大統領のもとで韓国では、強烈な対日ナショナリズムが再び燃え盛るであろうし、それに対抗して我が国内では、いっそうネトウヨ・ナショナリズムが盛り上がるだろうと予想される。
 企業経営者としては、言うまでもなく、右翼にも左翼にも決して偏ることなくこれからの激動を何とか耐え抜く方策が必要だろう。
 大きな節目の時代がやってきている。
 
 余談だが、トランプ氏の娘婿のクシュナー氏が実は昨年の夏からこの米朝会談の根回しをやっていた(FTの特ダネ)らしい。そしてクシュナー氏が実に北の西海岸の保養地を開発してカジノを作る計画を立案し、それをトランプ氏がキム委員長に伝えたところキム氏が「SFを見ているようだ」と喜んだという。
 トランプ大統領はヴェガスのカジノの胴元とは刎頸の仲なのだ。我が安倍首相がIR法案とやらを急がされたのもそういう背景があってのことだという。

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洗足池の恒例の「春宵の響」

 今週、洗足池の恒例の「春宵の響」が開かれた。
 これは、平成7年に洗足池の西岸に、三連の太鼓橋「池月橋」がかけられたのを記念してはじめられたもので、今年で24回目を数える。
 もともと笛の名手で人間国宝の寶三左衛門師とその一門の福原家の演奏家をお迎えして始められたものだが、師が亡くなられた後も、福原流の笛や尺八、琴、鼓、太鼓など邦楽の演奏会として続けられている。
 近年はこれに橋掛かりと舞台を設けて謡や仕舞も加わり、ピアノも加えて毎年の夏の夜、洗足池の木々の緑の滴りの下でとても素晴らしいコンサート・イベントとなっている。

 今年も池の西岸の会場は300名を超える観客でいっぱいになった。

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 池月橋の橋上の笛方福原師 

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 天の羽衣を舞う能楽の小早川師

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 主催者の皆さん、演奏家の方々、毎年本当にありがとう。 

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明日の南北、6月の米朝会談の前、先週の日米首脳会談

  昨日、国賓として訪米中のフランスのマクロン大統領が、米国上下両院議会で、前日抱き合いお互い称えあったトランプ大統領の「米国第一主義」や、「反環境保護政策」を率直に批判する演説を行い注目されている。
 明日27日には板門店で南北首脳会談が開かれる。そして早くも6月の米朝会談の場所としてシンガポールやウランバートルの名前が取りざたされている。
 こんなことを言うと炎上しそうだが次のノーベル平和賞の候補には極左の文大統領の名前が挙がるかもしれない。

  先週、安倍首相も訪米し、トランプ大統領とフロリダの別荘マールアラーゴで会談をしている。
 今回の日米会談の特徴は、一言でいえば「何もなかったこと」につきる。 

 一年前の同じマールアラーゴでの我が安倍首相への異例の歓待ぶりを思い出してほしい。
 ハグし、19秒もの間わざとらしく長い握手をし、大統領特別専用機での移動、家族ともども昼夜合計4回の豪華な食事会、二つのゴルフ場での合計27ホールに及んだラウンド、さらにお別れ晩餐会の席上、北のミサイル発射の緊急報告が入るとトランプ氏自ら直ちに共同記者会見を提案し、「偉大な同盟国日本を100%支持する」とまで言ってくれたのだから、安倍夫妻だけでなく日本中が有頂天になったものだ。

 この一年間でトランプ大統領の引っ張る世界情勢はがらりと変わって、我が国をも揺さぶり続けている。
 大統領就任の朝いきなり行ったTPPからの離脱宣言はもとより、マティス国防長官が「日本をお手本にしろ」と恫喝したことに基づいたのか、EU各国(フランスも含めて)が軒並み防衛費の自国負担分を数%づつ増大させたり、我が国は一基1000億円するアショア(地上配備型)・イージスを複数基購入させられ、その上に降って湧いたような北の「核ミサイル開発中止宣言」と六月の米朝首脳会談である。

 安倍首相は米朝会談(その前に明日の南北会談)のぜひ前に、トランプ氏に北に会ったら交渉してほしいことを伝えるため訪米したのだが、拉致問題では「最大限の努力」という外交的な慣用句でしか答えてもらえず、アメリカに届く長距離ミサイルの開発中止だけでなく、「日本が射程の短・中距離ミサイルの発射も止めさせてほしい」と頼み込んだがあっさり断られた。
 つまり日本は傘の外なのだ。

 それどころか日本のマスコミはあまり触れたがらないのだがフィナンシャルタイムズなど海外の表現では、
 Trump snubs Abe offer to rejoin TPP trade pact
  ということになる。
 この、”snub”という言葉は、意味としては「撥ねつける」「拒絶する」ということだが、音の響きからしてもそのニュアンスは「鼻でせせら笑って」というのに近い、と思う。
 トランプ氏はただすり寄ってくるだけなのは意外に嫌いなのかもしれない。

 トランプ氏の我が国への最大の関心事はもっぱら貿易赤字問題のようで、この日の会談でも早速一機150億円というステルス機「F35A」の前倒しや追加購入、さらに一基1500億円の最新鋭レーダー設備の導入の約束を首相は迫られた、と言われている。
 アメリカからの対日有償軍事援助(つまり武器の押し付け販売)は、2018年度予算ですでに4000億円を超えているという。

 この一年、世界情勢ばかりでなく我が首相を取り巻く空気もがらりと変わって足元を揺さぶっている。
 身から出た錆と言ってしまえばそれまでだが、トランプ氏にも、身内や取り巻きに弱く、わきが極端に甘い三代目のお坊ちゃまでしかないということが完璧に見抜かれてしまっているのであろう。 

 トランプ主導で世界情勢がガラガラ変わっていこうとしている今日、我が国はなんという不幸なことであろうか。

 しかし我々ベンチャー経営者にとっては、たとえ米国抜きであっても「TPP11」は、原料の輸入ということからもまた製品の輸出という点からもとても望ましい。
 これからの時代TPPに限らず色々米国抜きということに迫られるだろうし、傘の外だという覚悟を迫られるように思う。
 そして傘の外かもということに一番恐怖感を持っているのが案外、既存の財界、外務官僚、マスコミだけかもしれないのだ。

 

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